プラスチックごみが海に流れ出るのを防ごうと富山市はけさ、川のごみを回収するためのフェンスを設置しました。
フェンスの設置は、富山市が7年前から日本(にっぽん)財団と共同で行っていて、きょうは、富山市内の住宅地を流れる「がめ川」に、作業員5人が長さおよそ10メートルのフェンスを取り付けました。

これは、富山湾に漂着するごみの8割が陸で発生したごみという環境省の調査を受けて陸から海に流れるごみを防ぐために設置されるものです。
市によりますと、去年はおよそ2か月間でおよそ28キロのごみが回収され、半数以上はプラスチックごみだったということです。

フェンスは8月5日まで設置され、回収したごみの量はホームページで公表されます。
