子どもたちに津波対策のハード整備を学んでもらおうと、久慈市で地域の小学生を対象とした湾口防波堤の見学会が行われました。

この見学会は、地元の小学生に湾口防波堤の役割を理解してもらおうと、久慈市役所や国交省の釜石港湾事務所などが開いたものです。
5日は、久慈小学校の4年生が3つの班に分かれて船に乗り込み、湾口防波堤の建設現場へと向かいました。

久慈港の湾口防波堤は、4月時点で、全長3800メートルのうち2946メートルが完成しています。
(児童は)
「防波堤を見に行きました。津波から街を守るためのもの。すごく長くてこんなに長いんだってびっくりしました」

子どもたちは湾口防波堤のスケールの大きさに驚きながら、地域で進む津波対策のハード整備への理解を深めていました。