1985年に起きた日航機墜落事故の遺族・美谷島邦子さんが、きょう、千葉県柏市にある国土交通省の研修施設で被害者支援の大切さを訴えました。
事故で息子を亡くした 美谷島邦子さん
「安全をはかるのは、今までの失敗や事故の数ではなく、事故の痛ましい経験を知識として共有し、安全を守るために実践をしてきたその数です」
日航機墜落事故の遺族で作る「8.12連絡会」の代表・美谷島邦子さんは、電車やバスなどの公共交通機関で起きた事故の被害者と向き合う国交省の職員など25人に対し、講義を行いました。
美谷島さんは日航機墜落事故で息子を亡くしていて、講義では自身の経験を振り返りながら、遺族が必要としているのは事故原因の究明と適切な情報がすぐに得られたり、経済面や精神面で支援を受けたりできる被害者支援の仕組みだと訴えました。
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