利用者の安全を確保しようと、山口県宇部市の山口宇部空港で4日、不審者の侵入を想定した訓練が行われました。
警察や空港の関係者など約80人が参加しました。訓練は刃物を持った不審者が空港の保安検査場を強引に突破し、利用客を切りつけたという想定です。警察官が空港の職員と連携して負傷者の救護にあたり、利用客などの避難を誘導します。連絡を受け駆けつけた警察官ともに不審者の身柄を確保しました。
宇部警察署警備課 生田俊文課長
「警察だけでなく、関係機関と連携してやるのは非常に大事。万博も開催中で引き続き訓練をやっていくことは重要」
山口宇部空港保安委員会では、訓練で出てきた課題を見直してさらなる安全確保に努めたいとしています。