高知県四万十市では用水路沿いを色とりどりのアジサイが彩っています。涼やかな音で回る水車とアジサイが競演し、のどかな光景が広がっていて、かわいらしいヤギの姿もあります。

青々とした水田が広がる四万十市安並です。農業用の水路沿い1・2キロ余りにわたって植えられているのは500株ほどのアジサイやガクアジサイ。水色や赤、ピンクの花が咲き誇り水際を彩っています。涼やかな音を立てて回る水車と鮮やかなアジサイの競演がのどかな光景を作り出していて、訪れた人たちがゆったりとした時間を過ごしたり写真を撮ったりして楽しんでいました。
(愛媛から)
「こんな近くで水車が見られてすごく良いと思います。周りの田んぼの景色がすごくきれいな所だと思いました」

また水路沿いにはかわいらしいヤギの姿を見ることもできます。元気よく餌を食べる2頭の子ヤギ。4月15日に生まれたばかりの兄妹で生まれた翌日に「からふる」でも紹介しました。

今は、飼育小屋に隣接する広場や水路沿いで毎日元気に草を食んでいます。名前もつけてもらいました。茶色い男の子は「ちゃお」生まれた時は体重1.3キロでしたが今では7キロになりました。白の女の子は「りぼん」たくさん草を食べて8.5キロになりました。
飼育する川村宣宏(かわむらのぶひろ)さんは「小さかった子ヤギが元気に草を食べてどんどん大きく成長する姿を見るのはなによりの楽しみで仕事の疲れも癒やされる」と話していました。
四万十市観光協会によりますと『安並水車の里』のアジサイは今週末が見ごろのピークですが、18日ごろまで楽しめるということです。