リズムにあわせ50分にわたってノンストップで花火が打ち上げられます。東日本大震災からの復興をテーマに津波の被害を受けた宮城県亘理町の沿岸部で花火を打ち上げる「東北未来芸術花火」が今年も9月に開催されることになりました。

東北未来芸術花火実行委員長 山田周伸亘理町長:
「国内最高峰の花火師が作成した花火玉と音楽が融合した芸術花火を打ち上げ、来場したみなさんに感動を与えられるように努めていく」

東北未来芸術花火は、震災の津波で被害を受けた亘理町の荒浜地区で2022年から開催されていて今年で4回目です。会場の音楽のリズムや歌詞などに合わせた花火がおよそ50分間ノンストップで打ち上げられるのが特徴です。大会の演出を担う「GREATSKYART」は7月、カナダで開催されるモントリオール国際花火競技大会の日本代表にも選ばれました。

GREATSKYART 中田源さん:
「日本代表として亘理でどんな演出ができるかが、自分の東北未来芸術花火と世界大会のテーマ」

また、今回は初めて会場内に有料の駐車場を1000台分確保し、よりアクセスしやすい会場づくりを進めているということです。東北未来芸術花火は今年9月27日に亘理町の鳥の海公園で開催され1万5000人の来場を見込んでいます。