サイバー攻撃を受けて通常診療が停止している大阪急性期・総合医療センター(大阪・住吉区)で、11月4日から一部の手術が再開しました。

 10月31日にサイバー攻撃を受けた影響で電子カルテシステムに障害が発生し通常診療を停止している大阪急性期・総合医療センター。術後のケア体制の確保や患者本人の承諾などをふまえ、医師が安全と判断した患者に限り、11月4日から、予定していた一部手術を再開しました。

 (診療予約をした人)
 「やっぱりきょうはちょっと時間かかりましたね。先生が大変でしたね、処方箋もみんな手書きでしたから」

 病院側によりますと、現時点ではシステムの復旧のめどは立っておらず、引き続き、通常診療や救急の受け入れについては停止の状態が続くということです。