プロ野球・巨人で活躍した長嶋茂雄さんが亡くなりました。県内からも多くの野球ファン、そして関わりのあった人たちから惜しむ声が聞かれました。

信濃グランセローズ 柳澤裕一監督:「野球に対してはすごく熱い。思い返せば野球の選手のみならず、ファンのことも常に考えていた監督さんだった」

プロ野球独立リーグ 信濃グランセローズの柳澤裕一監督。1994年、当時、長嶋さんが監督を務めていた巨人に、即戦力の捕手としてドラフト2位で入団しました。

信濃グランセローズ 柳澤裕一監督:「『一緒にジャイアンツのユニフォームを着て汗を流そう』という一言で、私はジャイアンツに逆指名させていただいた」

柳澤監督は、その後1999年まで、長嶋さんのもとでプレーしました。

信濃グランセローズ 柳澤裕一監督:「自分たちから話すことはなかなかできなかった。『どうだ?』とか『きょう行けるか?』とか長嶋さん独特の口調で聞いてくれた。作戦のアドバイスもしてもらったし、バッティングも教えてもらったし。上司ではあるが、(長嶋さんの)一ファンとして野球をしていたんじゃないかなと思う。そういう長嶋さんのもとで野球をできたことは誇りでもありますし、財産でもあります。思い出がね、たくさんありますので、悲しい気持ちでいっぱい」