備蓄米の価格・コメ農家として採算が合う適切な価格とは?
■備蓄米が2000円程度で販売されるのは?

【全員賛成】
(稲垣巨樹さん)「当時の取り引き価格の金額に合った値段だと思うので、備蓄米単体で出すならその値段で出して当然だと思った」
(鈴木貴士さん)「備蓄米自体が何かあった時のために備えているコメなので、個人で2年前のコメを持ち続けることはないけれども、非常時に備えているからあるものなので」
(稲垣勝一さん)「今の米の金額を抑えるという意味合いで、備蓄米を(2000円台などで)出すのは仕方ない」

2000円台の「小泉米」については、全員が賛成ということですが…
■コメ農家として採算が合う価格は?

(鈴木貴士さん)「コメを食べ続けてもらうためには、5キロ3000円から3500円ぐらい。3000円は切って欲しくない」
(稲垣勝一さん)「3000円台が目安。そのぐらいが理想」
(稲垣巨樹さん)「あまりにも安すぎると機械の更新ができなくなって、耕作ができなくなってくることも出てくる」