青森市が2027年4月に県内で初めて設置する『公立の夜間中学』についてです。青森県の宮下宗一郎 知事は、市が設置にかかる経費など財政支援を検討する考えを
が示しました。
青森市の西 秀記市長は2日に宮下知事を訪ね、十分な義務教育が受けられなかった人などが学び直せる「公立の夜間中学」の設置に向けた要望書を手渡しました。
「夜間中学」を巡っては、国が2027年度までに全ての都道府県や政令指定都市に少なくとも1つ設置することを促していて、公立では県内で初となる学校を青森市が開校する予定です。
西市長は、「夜間中学」は県内全域の教育行政に貢献するとして、設置にかかる経費の財政支援を宮下知事に要請しました。
青森県 宮下宗一郎 知事
「県としても最大限支援できるように検討したい」
青森市 西秀記 市長
「既存施設のどこかを活用して、教室・職員室にするが、その改修費にお金がかかる。あらためて学んでもらえる環境を整備していきたい」
西市長は夜間中学の設置場所を現在、青森駅から徒歩圏内にある既存の施設を中心に検討しています。