サッカー明治安田J3で10位の福島ユナイテッドFCは、14位のSC相模原と対戦。今シーズン唯一となる、福島県会津若松市でのホームゲームには、今季最多・2562人の観客が訪れました。
会津のサポーターの声援を受け、3試合ぶりの勝利をあげたいユナイテッドでしたが、開始18秒で先制を許し、出鼻をくじかれます。その後も追加点を許したユナイテッドでしたが、前半34分、PKを獲得します!チーム在籍10年目のベテラン樋口が落ち着いて決めます。
そして、その5分後に決めたのは、森晃太!取られたら取り返す、持ち前の攻撃サッカーで前半のうちに2点差を追いつきます。この勢いで勝ち越したいユナイテッドでしたが後半12分、再び相模原に得点を許します。
しかし、このままでは終わりません。後半41分キャプテン針谷(はりがや)のロングパスから、押し込んだのは城定幹大!城定の今シーズン4点目で再び同点に追いつきます。
ユナイテッドはあきらめずに勝利を狙いますが、勝ち越し点は生まれず。3対3の引き分けで、3試合ぶりの勝利とはなりませんでした。
福島ユナイテッドFC・城定幹大選手「勝てたゲームだったので、引き分けという結果は悔しいですけどポジティブにとらえたい」
ユナイテッドの順位は変わらず10位のままです。しかし、昇格プレーオフ圏内の6位との勝ち点差は4に広がり、その差は広がりつつあります。
