南海トラフ地震に備えるための訓練や、親子で防災を学ぶセミナーが、高知県内で行われました。

県の総合防災訓練には、市町村や自衛隊、通信会社などおよそ70機関が参加。四国沖でマグニチュード9.0の地震が発生したという想定で、倒壊した家屋からの救助訓練や、ケガの状態によって治療の優先順位を決めるトリアージの訓練などを行い、大規模災害時の対応を確認しました。

▼トリアージの訓練に参加した大学生(岡山大学)
「患者役を通して、医療関係者がどんな動きをされているのかがわかって、すごく勉強になりました」

また、南国市では防災教育の連携協定を結ぶ高知銀行と2つの建設会社がセミナーを開きました。24組の親子が参加し、防災関連製品について知ったりクイズで防災について学んだりしていました。

▼参加した小学生「(防災製品の)タオルが気になった」

▼参加した小学生「電気とか使えんなったらすごく困るき、それ(備え)をもうちょっと頑張っていきたい」

セミナーは今後も半年に1回開かれる予定です。