岡山県内の道路や河川などの事業について国や県、各自治体の関係者が一堂に会し、進捗状況や今後の取り組みについて報告する総会が開かれました。
岡山市中区で開かれた総会には国道や河川事務所、各自治体の関係者ら約80人が出席しました。国の担当者らは県内で進める事業について説明、岡山河川事務所からは3つの川の流域、約218平方キロメートルの約38万人が住む地域は水害リスクが高いことなどが伝えられました。加えて、今後も治水対策を進めていく必要があることも報告されました。

(国土交通省 岡山河川事務所 小平剛弘事務所長)
「(岡山は)ゼロメートル地帯という非常に地盤が低いエリアが広大。東京湾や大阪湾のゼロメートル地帯より、2倍の面積を岡山三川エリアは持っている」
また、岡山国道事務所からは混雑緩和を目的にした国道180号の改築について、今年度は前年度より予算を1.23倍に増額して事業を進めていくことが説明されました。