小泉進次郎農水大臣肝いりの随意契約での備蓄米放出。2022年産の「古古米」の引き渡しが始まり、6月上旬にもスーパーマーケットやホームセンターなどの店頭に並び始める予定です。しかし、備蓄米はいわば“古いコメ”。味や香りはどうなの?おいしく食べるにはどうすればいい?浮かんでくる様々な疑問について、専門家の見解などをお伝えします。
古古古米は中小のスーパーなどへ売り渡しへ
小泉大臣は備蓄米の随意契約をめぐり、2022年産の「古古米」約20万トンに関して、年間のコメ取り扱い量が1万トン以上の大手小売業者の申し込み受け付けを行いましたが、コメの数量が上限に達したことから、受け付けは一時中止となりました。
また、2021年産の「古古古米」約10万トンは、中小のスーパーや街の米穀店などへ売り渡しされます。小泉大臣はこの古古古米について、店頭価格で5kgあたり1800円程度、5月30日から随意契約を受け付けとしています。