デジタル技術を使ったものづくりの楽しさを体験してもらおうと、広島工業大学が県内で初めて一般の人も利用できる工房を開設しました。
この画像は花びんです。花びんをつくっているのは3Dプリンター。3Dプリンターはあわせて10台設置されています。レーザーカッターがプログラム通り裁断していきます。組み立てるとアートのようなオブジェが完成します。
広島工業大学にオープンしたのは「FabLab(ファブラボ)」と名付けられたデジタルものづくり工房。ここでは自由なデザインで世界にひとつしかないグッズを製作することができます。現在は学生などが利用していますが、今後、一般の人にも開放されることになっています。背景には若い人の「理系離れ」もあるということです。
広島工業大学FabLab村上修二ラボ長
「身近なものづくりの楽しさを味わっていただきたい。そこから理系を目指す若い人たちが増えてくるんじゃないかなと思っている」
一般の人の利用は予約制で、来年度から順次スタートするということです。