「まったくもって非現実的」引き渡し量に米店も困惑
一方で、精米能力を持つ米店は取り扱い実績の制限はありませんが、国から引き渡されるのが「最低10トンまたは12トン」ということで、これがネックになっているといいます。

山菊米殻店 雨間瑞秀さん
「最低ロットが10トンですから、30キロの紙袋でいうと334袋。置くところもないし、前の道に10トン車が入ってこれませんし、まったくもって非現実的です」
品質もわからない古古古米を10トン以上購入するのは、リスクが高すぎると話す雨間さん。

山菊米殻店 雨間瑞秀さん
「まずフォークリフトを持っている業者じゃなきゃ無理ですし、うちにフォークリフトありませんから。それを手降ろしとなると、340袋、何時間かかるんでしょうかね?精米設備もありますし、お米屋さんに任せようって思ってくれたのかと、一瞬思ったんですけど、いざ蓋を開けてみたら10トンかと…10トンの精米はできませんね」














