愛媛が生産量日本一を誇り、初夏の訪れを告げる柑橘河内晩柑の収穫が、宇和島市内で盛んに行われています。

愛媛が全国シェア7割を誇る河内晩柑は、「和製グレープフルーツ」とも呼ばれる黄色い見た目と豊富な果汁が特徴の大型の柑橘で、「Misho」の愛称でヨーロッパ輸出にも取り組んでいます。

宇和島市吉田町にある園地でも、農家の人たちが300グラムほどに育った実を手際よく収穫していました。

生産者によりますと、今シーズンは夏の干ばつなどがあったものの、例年並みのよい出来に仕上がったということです。

河内晩柑の収穫は7月ごろまで続くほか、大阪関西万博の国際交流プログラムでも活用される予定です。