29日未明、宇和島市の自動車専用道路で路上にいた男性が軽乗用車にはねられ、意識不明の重体です。

警察によりますと、事故があったのは自動車専用道路「宇和島道路」下り線の宇和島別当インターの減速車線で、29日午前2時半ごろ、路上にいた松山市和田の塗装業・板坂栄二さん(59)が軽乗用車にはねられました。

この事故で板坂さんは市内の病院に運ばれましたが、頭などを強く打つなどして意識不明の重体です。

現場付近には板坂さんのものとみられる軽トラックが停まっていて、何らかの理由で車を降り、路上にいたところをはねられたとみられています。

また、現場にいて「私が軽乗用車を運転していた」と話す男性からは基準値を超えるアルコールが検出されているということで、警察が事故の詳しい状況などを調べています。

この事故の影響で宇和島道路下り線の「宇和島朝日~宇和島別当インター間」がおよそ4時間半にわたり通行止めとなりました。