事業化して“初”サーモンの出荷…そのお味は?

去年11月には「実証実験」から一歩進み「事業」として展開。160トンの水槽を5つ増やし、現在はあわせて7つの水槽で約3万匹の稚魚を育てています。

そして5月、事業化して初めてサーモンの水揚げと出荷を行うことになりました。

冷たい海水で育ったトラウトサーモンの味は?

(平野記者)「プリっプリで脂もしっかりのっていて、臭みもないので食べやすくておいしいです」

このトラウトサーモンは「知多クールサーモン」と命名され、東海3県のスーパーなどで広く販売されることになりました。

(販売スタッフ)「知多クールサーモンはいかがでしょうか」

早速、名古屋市港区のスーパーでもトラウトサーモンの刺身や握り寿司などが販売されていました。試食をした人は…

(試食した客)
「脂がのっているけど臭みはなくて、おいしい」
「タレに漬けて丼物にして食べるのもいいかな」

トラウトサーモンの出荷は6月中旬まで続き、約40トンの出荷を目指すということです。