国の重要文化的景観・愛媛県宇和島市の「遊子水荷浦の段畑」で育ったジャガイモの商品開発に地元の高校生が取り組んでいます。

「遊子水荷浦の段畑」で育ったジャガイモの商品開発は、宇和島東高校で商業を学ぶ生徒が、地元の業者と連携して進めています。

開発している商品はジャガイモを使った揚げ菓子で、この日も、生徒たちが生地の配合などを試行錯誤していました。

(地元業者)
「本当だ、芋感が残っていますね。しっかり揚げるとよりドーナツに近い」

「遊子水荷浦の段畑」は住民の高齢化による維持管理が課題で、生徒たちは商品が地域に収益をもたらし段畑の存続につながればと、業者のアドバイスも受け改善を図っていました。

開発した商品は、来月11日の文化祭で販売する予定です。