古古米を研ぐ・炊飯で気をつけること

(大石)「さあ、古古米を実際に炊いていただきます。何かコツはありますか?」

(小川屋米穀店 小川潤さん)「(古古米は)洗う回数を1回くらい増やした方がいい。コメの表面に付いている“はだぬか”が時間がたっている分、取れにくい可能性がある」

水の量にも工夫が必要だと言います。

(小川屋米穀店 小川潤さん)
「少し水を足した方がおいしく炊きやすい。収穫してから時間がたっているので、コメ自体の繊維も硬くなっている。パサついてくる」

30分ほど水に浸して、炊き上がりを待つこと約30分。

(大石)「おぉ~けっこういい感じで炊き上がってますね」

では、味はどうなのか?

(大石)「甘味はさほどなくて、少しねちゃっとしてる。あと一粒一粒はあまり感じない」
(小川屋米穀店 小川潤さん)「そしゃくしている時に、鼻に抜ける香りが気になる」

(大石)「私の家での保管で、国の保管状況と全く違うので。状況はむしろ悪いと思うので…」
(小川屋米穀店 小川潤さん)「(Q:国の保管方法だともう少しおいしい?)酸化しているようなこの香りは、もう少しマイルドになるのでは」