2024年に、7人が死傷する事故が起きた青森県六戸町の「信号機のない交差点」について、警察は町の道路改修工事が終わる2026年度末をめどに、信号機を設置する『新たな事故防止策』を講じると発表しました。
新たな事故防止策として、信号機が設置されるのは六戸町犬落瀬にある十字路交差点です。
県警察本部交通規制課によりますと、信号機の設置には交差点北側の段差を解消する工事が必要で、町が補修工事を完了する予定の2026年度末をめどに信号機を設置するということです。
この交差点では、2024年9月に7人が死傷する事故が起き、道路構造の危険性が指摘されて対策が講じられていました。
今野七海 記者
「去年7人が死傷した事故をうけて、こちらの交差点では4方向すべてが一時停止となっています。(28日の事故は)それ以来、初めての人身事故です」
一方で、こうした対策にもかかわらず、28日にも乗用車と原付バイクが衝突する事故が起き、バイクを運転していた95歳の男性が頭などに大けがをする事故が起きていました。
【追記:29日 午後4時過ぎ】
六戸町は29日、道路改修工事について2026年4月以降の早い時期に着工し、12月末までには工事の完了を目指すと明らかにしました。