“マッチ”登場!いとう自作のポエムに感想は…

 家を出た後、毎日長時間のアルバイトをしながらミュージカル俳優の専門学校で学び、お笑いの世界に入ったのは27歳の時。30歳の時にはバラエティー番組の企画で超過酷な無人島サバイバル生活も経験したが、飛躍にはつながらず。さらにそこから8年ほど経ち40代が見えてきた頃、レオタード姿の“浅倉南”ネタで大ブレイクを果たした。

 同時期にブレイクした芸人は一回りほど年下で、気を遣うことも多かったよう。「(年下の芸人たちを)戸惑わせちゃいけないと思って。“妹感あふるる表情”であいさつしてました、年齢がバレる前に」とざっくばらんに打ち明け、スタジオを沸かせた。

 仕事をする上での信条は、“嘘をつかない”こと。「もし自分が思ったことを言って叩かれても別にいいと思えるけど、もしそれが嘘だったら…。誰かに言わされて、それで叩かれて『なんか違うよなぁ』と思うのは嫌じゃないですか。自分を個人事業主だと思っているので、自分で自分の責任を持つ、というか」と、その理由も打ち明けた。

 今回、そんないとうが9歳の頃から恋焦がれ続ける存在・近藤真彦がVTRで登場し、いとうの印象を語る場面も。「あさこさんが特集されるって聞いたら、俺が出なきゃまずいでしょ」とさわやかに登場した近藤。いとうが学生時代に近藤を思いながら書きためていたというポエムを読んで「いやぁ、これちょっと泣けてきちゃうね。あさこさんの青春の1ページでいられたんだなと思うと…突き刺さった」としみじみ語る場面もあった。