中国が沖縄県・与那国島の南側に位置する日本のEEZ=排他的経済水域の中に設置していたブイについて、林官房長官は29日、中国側が撤去し、なくなったことを確認したと明らかにしました。
林官房長官
「海上保安庁は本年5月に中国側が当該ブイへの作業をしている状況を確認し、さらにその後、当該ブイが我が国排他的経済水域に存在しなくなったということを確認をいたしました」
このブイは去年12月、中国が日本のEEZ内に設置していることが確認されたもので、日本政府は中国側に対し即時撤去を要求していました。
林官房長官はブイを設置した意図について「中国政府から対外的な説明がなされているとは承知していない」とした上で、日本政府としては、引き続き警戒監視に努めるとしています。
これについて中国外務省の毛寧報道官は29日の記者会見で、「中国が管轄する台湾より東の海域で、気象観測用のブイを設置することは中国の国内法と国際法に適合している」と正当性を改めて強調しました。
移動した理由については「メンテナンスのため」としています。
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