来年4月から始まる大型観光キャンペーン「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」の取り組みを知ってもらう会議が28日、福島県郡山市で開かれ、「ふくしまのおもてなし」をアピールしました。
俳優・松井愛莉さん(いわき市出身)「幸せの風がもっともっと広がるように、みんなで笑顔と思いを広げていきましょう」

ふくしまDCの全国宣伝販売促進会議には、旅行代理店やJR東日本の関係者などおよそ550人が参加しました。このなかで、内堀知事が福島の観光の魅力を説明しました。
内堀知事「福島に来て、見て、感じて、笑顔になっていただき、多くの方に幸せの風を感じていただくことができるよう、全力で取り組んでまいります」
県内の市町村のコーナーでは、新酒鑑評会金賞数日本一を3年ぶりに奪還した日本酒や特産の味をアピールしていました。また、旅行企画として取り入れられる工芸品づくりの体験コーナーが設けられこけしや赤べこづくりなどを体験していました。

吾妻康弘記者「こちらは市町村ごとのブースが設けられている商談会の部屋です。すでに多くのお客さんが入っていて、今回のキャンペーンにかける期待の大きさがうかがえます」

旅行代理店の関係者「三春の滝桜にもともと興味があったが、春だけじゃなくて夏秋冬も魅力がたくさんあるということを教えていただいて興味持ちました」
旅行代理店の関係者「具体的に花火など知らないから行かないというところがあるので、旅行会社の役目としてそれを可視化してお客さまにお伝えしたい」
ふくしまDCは「しあわせの風ふくしま」をキャッチコピーに、県やJR東日本がタッグを組んで来年4月から6月まで繰り広げられ、今年は6月までプレDCが行われます。28日の参加者は29日から30日にかけ、県内の5つのコースに分かれて、観光スポットを視察することにしています。
