南海トラフ地震などへ備えです。

災害発生時速やかに避難所が開設できるよう職員に対しての抜き打ちの参集訓練が山口県防府市でありました。

訓練は、午前7時過ぎ震度6弱の地震が発生したとの想定で行われました。

一斉連絡からおよそ10分後、2人の職員が避難所に指定されている小学校に駆けつけました。

職員らは避難した人を収容する体育館に入り開設の準備に取りかかります。

防府市では指定している避難所に自宅が近い職員が緊急対応要員として割り当てられ体育館の鍵などが預けられています。

職員らは飲料水や毛布なども納められた倉庫から開設時初期に必要なラジオなどを設置して訓練を終えました。

参加した職員
「地震はいつくるかわからないですので日頃から訓練をしていざというときに迅速に対応できればと思います」

初めて参加した職員
「いつ災害が起こるかわからない状況でいかに自分が対応できるのかどこにいても対応できるように準備をしていきたいと思いました」

避難所に指定されている50か所すべてで訓練が行われました。

防府市防災危機管理課では今後も定期的に抜き打ちの参集訓練を行っていくとしています。