古いコメは"特有のクセ” 五ツ星お米マイスターが食べてみた

井上キャスター:
コメは前年に収穫されたお米を「古米」、前々年に収穫されたお米を「古古米」、さらに前々々年は「古古古米」と、年を経るごとに“古”を追加して呼びますが、それらの味について五ツ星お米マイスターに話を聞きました。

大阪市 西川米穀店 西川信一さん
「収穫から3~4年間、玄米で保管していても酸化し水分量は減る

東京・足立区 山菊米穀店 雨間瑞秀さん
「(別の古古古米を食べたことがあるが)古米特有の“古米臭”、ぬか臭さ油臭さが目立った」

プロ直伝 “古古古米” クセ軽減法

古いコメの“特有のクセ”を軽減する方法について、五ツ星お米マイスターの西川信一さんに聞いたところ、ちょっとしたコツがあるといいます。

【古いコメのパサつき・においを軽減するには?】
▼浸水時間: 夏場1時間(新米は20~30分)
▼水の量:目盛りからプラス1~2ミリ増やす
▼プラスαで…
・みりんor酒を小さじ1杯
・炊飯は冷水で
(※いずれも1合あたり)

山形純菜キャスター:
確かにコメを炊く際に氷を入れると美味しくなるという方もいますよね。

井上キャスター:
確かに氷という方法もありますが、(溶けたら)水分量がわからなくなる場合もあるので、冷水を入れてゆっくり炊くと、より食感も良くなるということです。