山口県山陽小野田市教育委員会学校給食センターは28日、給食の調理中に材料を切るスライサーの刃を固定するネジ1本が無くなっていたと発表しました。

市学校給食センターによると27日午前11時ごろ、調理器具を片付ける時のチェックでネジがなくなっていることに気づきました。ほかの食材や調理中の食材、調理場の施設内、機器などを探しましたが、見つからなかったということです。安全を考え、調理にスライサーを使った当日の学校給食「鶏肉と大豆のトマト煮」の提供を中止しました。

この学校給食センターでは、山陽小野田市内の公立小中学校全18校に給食が調理されていて、この日はおよそ4700食が作られていました。学校給食センターは「スライサー使用前の準備段階で確認不足があったと考えられる。今後は器具の点検を徹底し、安心安全な給食の提供に努める」としています。