■「おうとう灰星病」が平年より多く確認
一方で今年は、カビの発生で実が腐れてしまう「おうとう灰星病」が平年より多く確認されていて、県は21年ぶりに注意報を発令しました。

県農林水産部 佐藤隆士 技術戦略監(兼)次長「だんだん茶色く褐変してきて、じわっと腐れて、最後の最後には白い粉のような胞子が出てくる」

県では今後、腐れた実を見つけた場合は速やかに摘み取り、ほかの実に伝染させることのないようにしてほしいと呼び掛けています。
今年のさくらんぼの収穫時期は平年並みで、佐藤錦が来月17日から23日ごろ、紅秀峰は来月25日から7月2日ごろが見込まれています。
