梅雨時期を前に、災害が起きた時の避難所運営などについて学んでもらおうと、28日、広島市内の中学校で防災講座が開かれました。
広島市東区の福木中学校で開かれた防災講座には、全校生徒およそ400人が参加しました。災害時、スムーズに避難所を開設したり、避難体制がとれるよう中学生に手伝ってもらおうと、地元の防災士会が中心となって企画。2019年から開催されています。

はじめに、防災に関するクイズにチャレンジした生徒たち。その後、学年ごとに分かれて、防災について学びました。2年生は、学校の近くにある砂防ダムに移動。2018年の豪雨災害で被災した住民に当時の状況を聞きました。
豪雨災害の被災者
「2mを超える大きな石がゴロゴロ転がってきて下まで落ちていった」