安全な消防活動に役立ててもらおうと、山口県光市の金属加工業の会社が消防車のステップなどに設置する滑り止めを贈りました。
滑り止めを贈ったのは光市の金属加工業「伊藤」です。
伊藤幸平社長から光市の芳岡統市長に目録が手渡されました。
金属製の滑り止めは「くつ底キャッチャー」と呼ばれるものです。
消防車1台分の滑り止めが贈られ、隊員が上り下りするステップやはしごなど37か所に取り付けられています。
くつ底キャッチャーは今年、文部科学省の科学技術賞を受賞し、海上自衛隊の潜水艦や食品工場などに使用されています。
一般的に目にする滑り止め、「しま板」と言われるものと比べ、およそ3倍のグリップ力があり、油に対しても効果があるということです。
光地区消防組合消防本部 警防課 鯨吉優 課長補佐
「迅速な活動というところで、滑るリスクというのは当然あると思いますので、今回ご寄贈いただきまして、安全なさらなる確保につながるものだと考えております」
この滑り止めは山口県内で10台の救急車と1台の消防車に採用されているそうです。
注目の記事
【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 専門家が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

ラオスで広がる日本人“児童買春ツアー”の闇 授業の合間に呼び出され…性的搾取される少女たち
