28日の青森県内は、日差しが降り注ぐ穏やかな1日となりました。

深浦町の「白神十二湖」では、森の緑を徐々に色濃くし人気のスポット『青池』は、コバルトブルーに染まり訪れた人を楽しませていました。

コバルトブルーの水の中をゆっくりと泳ぐニジマス。ここは、白神十二湖の中でも人気の高い青池です。

青池は、太陽が池の真上を通過する5月~7月上旬が一番青く見えると言われています。

28日は、木漏れ日が池に降り注ぎ、鮮やかなコバルトブルーに染まる場所と日陰の群青色が別れる神秘的な池が見られました。

訪れた人たちは、自然が作り出した景色に感動している様子でした。

訪れた人は
「10年かかってようやく会えた。想像していたよりもきれいでした」

東京からの観光客
「去年も来たが、今年はさらにいいですね。きょうは天気も良いし、青さが際立ち、ニジマスも見られてすごい良かった」

湖畔巡りをするブナの自然林も日増しに緑を濃くし、春ゼミと野鳥のさえずりが響き渡り、日陰となった森の中は“天然のクーラー”となり、ひんやりとした空気が漂います。

また、「沸壺の池(わきつぼのいけ)」は33の湖沼群の中でも特に透明度が高いとされています。

水の中に生える藻や倒木が、そのままの姿で見られ、『青池』とは違った神秘さを感じさせます。

28日は多くの観光客が訪れ、自然を満喫していました。