ゲームを通して地域の魅力をPRします。大阪・関西万博で、すごろく型ゲーム「桃太郎電鉄」を仮想体験しながらさまざまな自治体のブースをめぐるイベントが始まり、岡山県からは真庭市などが参加しています。
「出発進行~!」
PR大使のお笑いコンビ“ミルクボーイ”らが出席してオープニングイベントが行われました。実在する全国の市町村をすごろく形式で巡り、資産を増やすゲーム「桃太郎電鉄」。大阪・関西万博に登場したコンテンツでは、会場専用のアプリを使って全国52の自治体のブースを巡り、ゲームを仮想体験できます。岡山県からは、真庭市、井原市、西粟倉村の3つの自治体が参加しています。
(小寺真生記者)
「全身で木を体感しています。ものすごく気持ちいいです」

真庭市は特産の木材をPRしようと、木のボールプールを設置。他にも、地元の木材を組み合わせた家具や壁も展示しています。
(真庭市 総合政策課 古南武永さん)
「体全体で木を感じていただきたいというところですかね。後は木の使い方という部分で、こういった使い方があるんだというのを知っていただくというところが目的なのかなと」

井原市のブースでは、全国に4か所ある星空保護区認定地の一つ、美星町の星空をVR体験できます。西粟倉村は、村内の事業所で作っている木の打楽器を紹介しています。
「ポンポン・・」
触れて、音を奏でて魅力を知ることができます。

(内閣府 地方創生推進事務局 宇田川徹参事官)
「まさに今回お集まりの自治体の皆様が地方を活性化する取り組み、こういったものを持続的に続けていくことが重要だと思っています」
万博を通して、全国、そして全世界へ。ゲームで地域の魅力をPRするイベントは来月(6月)1日まで開かれています。