高止まりする「ガソリン価格」を下げようと、国が先週始めた新たな補助金。この効果で、青森県内でも最新の平均価格が前の週より3.7円下がりました。
28日の日中、青森市内を走ってみると…。
河村庸市 キャスター
「レギュラーガソリン176円、一時よりだいぶ下がっています。こちらは169円。170円を切っています」
ガソリンスタンドの電光ボードが示す価格は、「レギュラー」で軒並み170円台。なかには、160円台のところも見られました。
資源エネルギー庁が28日に発表した県内の最新のガソリン価格は、レギュラー1リットルあたり176.2円で前の週より3.7円下がりました。
176円台は、2024年12月23日の調査以来、約5か月ぶりの水準です。
下がった要因は、国が先週22日にはじめた新たな補助金で、まずは1リットルあたり7.4円を支給しました。
青森市民
「ちょっと下がったという感じはあるんですけれども、まだ幾分高い」
「150円台くらいまで下がってくれればいいんですけどね」
国は「ガソリン補助金」について、段階的に増やし最終的には定額1リットル10円引き下げるとしていますが、消費者の負担を大きく減らすまでには至っていません。