一日の大切さと重みを実感できたのは「事故があったから」

 事故から20年となる今年3月。山下さん夫婦は引っ越しをしました。新居に移った理由があります。お腹に宿った小さな命。

 (山下亮輔さん)「まだ実感が…。自分自身の足にケガがあるので、子どもをだっこしてウロウロするとか、子どもが飛び出したときに自分が動けない不安はあるんですけど」

 事故があった4月25日。いつもと変わらず職場に向かいます。ただこの日は、あの事故を否が応でも思い出します。

 (山下亮輔さん)「一日一日の大切さ、重さを実感しながら、自分を振り返ったり、いろいろな人とつながれたりという経験ができたのは、事故があったからとポジティブに捉えて、この20年を過ごしています」