東北地方で初めて、宿泊税の導入を予定している青森県弘前市は、12月の制度開始に向けて事業者への説明会を開きました。
弘前市は、観光客の受け入れ環境の整備などをするために宿泊客から一律200円を徴収する宿泊税を12月1日に導入します。
これに向け、弘前市は27日に事業者向けの説明会を開き、システム改修にかかる事業者の経費を最大50万円補助することや事業者が徴収した宿泊税の3.5%を手数料として交付することなどを説明しました。
これに対して、事業者からはすでに予約を終えている客への案内や準備すべき領収書など具体的な対応への質問が相次ぎました。
宿泊事業者
「すでに予約をいただいている12月以降のお客さまの案内を、いま何をすべきかは、考えなければいけない」
「お客さまに領収書の発行だとか、記載する告知物なども変わってくるので、そこらへんを先に進めていきたい」
弘前市は、宿泊税の事業者向け説明会を29日まで開く予定です。