「スピーディーな流通」目指す半面、運送側の負担が増

小泉農水大臣
「明後日29日にも備蓄米の引き渡し。そのことによって、6月の1週目に店頭に並ぶ。そういった目処が見えてきた」
小泉大臣が目指す“スピーディーな流通”。ここにも課題が…
埼玉・行田市にある運送会社「G.R.TRANS」は、ドン・キホーテ側と契約を結び、これまで入札分の備蓄米を納品してきました。
しかし、随意契約した分の精米された備蓄米を、4日以降に急遽、店舗に運ぶことになったといいます。

このため、運転手の手配に追われていますが、予定表には隙間がないほどのスケジュールが書かれていました。
G.R.TRANS 山際満 代表
「現時点ではなんとか時間内には運ぶことは可能だが、ここに新たに備蓄米が乗っかってくると、我々、管理者も含めて、体の動ける人たちが全力で臨まないと、今回の備蓄米の輸送は乗り切れない」