◆米の販売や販売を手掛ける企業の休廃業、全国で88件
帝国データバンクによりますと、2024年度、米の卸売や販売を手がける企業の休廃業などは全国で88件と、コロナ禍以降の過去5年間で最も多くなりました。

・帝国データバンク札幌支店 松田尚也副係長
「赤字減益を合わせた業績悪化の割合っていうのは(全国で)47.6%に上っているので、やっぱり約半数弱の企業、お米屋さんが業績悪化を余儀なくされている。仕入れコストを抑えないと、その販売する側としては大変な状況になってくるかなと思います」
先行きの見通せないコメの価格。
高騰が続けば、流通システム自体にさらなる影響が出かねない状況です。
【関連記事】
・小泉農水大臣「6月1週目に店頭に」備蓄米5キロ2000円へ“随意契約”ドンキやイオンなど23社申し込む…JAグループ幹部は一般的なコメの店頭価格「5キロ3500円前後が適切」
・コメ最新価格、前週比17円高く5キロ4285円小泉進次郎“コメ担当”大臣「1人でも多くの方に早く…」随意契約で5キロ2000円程度で安定供給目指す
・備蓄米を「随意契約」で5キロ2000円に…小泉農水大臣が価格抑制に意欲「価格高騰は農家さんのためにもならない」札幌で生産者と意見交換