山口県周南市で27日、沼城小学校5年生の児童約30人が地元の人たちに教えてもらいながら田植えを体験しました。

ほとんどの児童が田植えは初めてで、おそるおそる水田に足を踏み入れていました。地域活動を行っている「みどり連合会」の人たちから苗を2、3本に小分けして、等間隔に植えていくことなどを教わりました。

田植え体験は地域学習の一環として40年前から毎年、行われています。

ぬかるみに足を取られる児童もいて悪戦苦闘しながらの作業が続きます。約450平方メートルの水田にコシヒカリの苗を植えました。うまく育てば秋には約200キロのコメが収穫できるそうです。

田植えを体験した児童
「作業するときに足が埋まって大変だった」
「稲を植えるところが難しかった」
「根っこまで植えることが大変だなと思った。農家さんの大変さがよくわかった」

収穫は9月末から10月の予定で、児童たちが稲刈りをすることになっています。