宿泊施設がある「肥前浜宿の酒蔵通り」は土蔵造りの建物が並び、江戸時代の宿場町の雰囲気が色濃く残っています。

富久千代酒造の酒蔵も大正時代に建てられたもので、宿泊者は国の登録有形文化財でもある酒蔵の見学や日本酒の試飲もできます。

建築家・隈研吾さん
「単なる観光地になってなくて、生活の香りとかもの作っている香りもするから、そういうのもすごくこれからの時代大事だと思うんですよ。そういうもののモデルになる場所がこの酒蔵の通りじゃないかなと思いますね」「単なる一つのいい建築じゃなくて、そういう世界発信の拠点だとそういうふうに感じましたね」

富久千代酒造・飯盛直喜 社長
「日本酒を世界に発信するというのが鍋島の目標でもあるんですけど、実際お酒を飲んで楽しむというところのまた新たな価値があるんですね。そこを作っている鹿島に来てもらって」「この空間を含めて体験してほしい」

古民家を改装した佐賀県の小さな宿が、日本酒の魅力を世界に発信していきます。