日本酒の「鍋島」で知られる佐賀県鹿島市の酒蔵が、古民家を改装した宿泊施設を開業しました。

世界的建築家である隈研吾さんなどが設計を手がけました。

5月27日、佐賀県鹿島市にオープンした「オーベルジュFuku(フク)」。

日本酒「鍋島」を醸造する富久千代酒造直営の宿泊施設です。

堺恭佑 記者
「昭和初期の建物を改装したこちらのホテル。天井には当時の梁がそのまま使われていて、そしてこの丸い特徴的な照明は酒蔵に立ちこめる湯気を表現しているということです」

設計を手がけたのは、世界的建築家である隈研吾さんの事務所です。

1日1組限定の贅沢な造りで、宿泊料金は1人1泊7万7000円。

2階の客室は梁や土壁も当時のものを生かし、古民家の雰囲気を残しています。

1階にはカウンタースタイルのレストラン。

富久千代酒造の「鍋島」と九州の食材をふんだんに使った料理を有田焼や唐津焼などの器で楽しむことができます。