コメの高騰が続く中、野菜の価格が今、下落傾向となっています。特に、冬場の家計を苦しめていた食卓に欠かせないキャベツは、値下がりしています。

嶋田記者
「これまで高値が続いていた野菜が今、手ごろな価格となり手に取りやすくなっています」

天候不順により、かつてない高値が続いていた野菜ですが、家計にとって嬉しいニュースです。

アルプラザ富山 平隆博食品店長
「全体的に値段が下がっていまして、特にキャベツやレタスなどサラダに使う野菜が安くなっています」

野菜の中でも特に家計を苦しめたキャベツ。農林水産省の調査によりますと、去年の夏の猛暑などの影響で、キャベツの全国平均小売価格は、今年1月には1キロあたり534円に。

その後、産地の日照時間や気温など生育環境が良好となり出荷量が増加したことで、今月12日には1キロあたり213円と、12週連続の値下がりとなっています。

アルプラザ富山でも、キャベツは一時およそ800円を超えるほどまで高騰していましたが、先週金曜日は200円を下回りました。

消費者「安いです。いきいきしてるこれ買っていきます。嬉しいからまた買います」

消費者「やっと下がってきたかなって。やっと。ほんとに。家族が多いのでドバっと作ることが多かったからそれが最近またそういう調理の仕方に戻れた」

アルプラザ富山 平隆博食品店長「今までは半分(カット野菜)で買っていただいてたお客さんが多かったが、1玉ドンと買っていただくお客さんがかなり増えた」