新潟県南魚沼市では今、マスタードの原料で“自給率1%以下”だというとある作物の花が見ごろを迎えています。

【記者リポート】
「身長180cmほどの私よりも背の高い花が、辺り一面に広がっています…」

南魚沼市の段々畑に咲いた黄色い花。
“菜の花”のようにも見えますが…

【鈴木農場 広報 南雲優さん】
「からし菜です」

マスタードの原料になる作物『からし菜』。
菜の花と違い、背丈は2mほどに育ち、葉の縁はギザギザ。
茎は紫がかった色をしています。

「今年の生育は、すごくいいです!収穫に期待しています」

南魚沼といえばコメの産地ですが、こちらの農場では自家製の『和からしマスタード』にビジネスチャンスを感じ、からし菜を8年前から栽培。
一般的な市販品とは違う“強い辛み”が特徴で、意外な食べ物にも合うそうです。

「和風な粒マスタードなので、意外とお寿司にも合う…」

“新マスタード”は、7月頃に販売する予定だということです。