値上げに次ぐ値上げ…豆腐店の気がかりなことは
(大野和之記者)「水の中に、美味しそうな豆腐がいっぱいあります」

創業1981年。手作り豆腐の製造と販売を手がける「こだま食品」。去年の10月は約9万円だった水道代が、料金改定後は5000円ほど増える見通しです。それに加え…
(こだま食品 店主 児玉一希さん)
「厚あげは、以前は(やむを得ず)アメリカ産の大豆が安いので使っていたが、年々(値段が)上がってきたので、春からすべて国産大豆に切り替えた」
「(材料は)全部、値上がっている」

アメリカ産大豆は数年前に比べ、その値段が去年は1.5倍ほどに。
また、食用油も値上がりし先月には、厚揚げ1枚の値段を97円から130円に値上げしました。さらに気がかりは…
(店主 児玉一希さん)「水道よりも電気代とかガス代、あとガソリン代。そっちも気がかり」
作業場のエアコンを稼動させる電気や、調理用のボイラーを動かすガス。水道以外でも料金値上げの波をまともに受けています。

