青森県立美術館のシンボル「あおもり犬(けん)」が再塗装され、本来の白さに戻りました。長期休館明けの11月23日から一般公開されます。

青空の下たたずむ青森県立美術館のシンボル「あおもり犬(けん)」。弘前市出身のアーティスト奈良美智(ならよしとも)さんの作品です。毎年春になると汚れを落とす作業が行われますが、この度さらにすっきりしました。


※小野寺紀帆キャスター
「2006年の開館以来初めて、あおもり犬の再塗装が行われました。マットな質感は保ちつつ驚きの白さに」

設置から17年が経過した「あおもり犬」は、寒暖差や積雪などにより背中や足の部分にひび割れができ、塗料の浮きや剥がれが目立っていました。このため10月12日から高圧洗浄機で汚れを落としたあと、やすりがけをして塗装を施しました。


※サポートスタッフ
「春になるとお掃除するんですけどやっぱり涙みたいなものが残っていたけど、きょう見たら何もない。すごく素敵ですね」


※青森県立美術館美術企画課高橋しげみさん
「またこの先の十数年間も美術館の顔として多くの県民の方にご覧いただきたいと思っています」


青森県立美術館は現在館内の改修工事で休館していて、「あおもり犬」の一般公開は11月23日からです。