こうち生活協同組合と高知市が、子育て世帯のニーズを共有して人口減少対策に生かす取り組みが、スタートしています。
こうち生協は2024年6月に、高知市と「子育てに関する包括連携協定」を結んでいて、2025年5月から始まった「こうち子育て見守り便わくわくバッグ」の取り組みを、26日、高知市の桑名龍吾(くわな・りゅうご)市長らに報告しました。
この取り組みでは、2025年度に高知市で赤ちゃんが生まれた世帯の希望者を対象に、こうち生協の配達員が、子育てに役立つ食料品や衛生用品を入れた「わくわくバッグ」を届け、子育てに関するアンケートを行って市に共有します。
高知市は、子育て世帯のニーズを把握することで、人口減少対策にいかしたい考えです。
◆こうち生活協同組合 佐竹一夫 理事長
「一番は『繋がっていること』を実感してもらいたい。自分が子育てして悩んでいることを『誰かに相談できる場』が、この取り組みを通じて広がっていくことが大事」
「こうち子育て見守り便わくわくバッグ」は、子育て支援訪問員が訪問した際に申し込めます。