県内の公立の学校で教員の欠員が56人に上り、年度当初としては過去最多の数となりました。

県教育委員会によりますと、今月1日時点の、県内の公立の小中学校、特別支援学校、高校の教員の欠員はあわせて56人でした。

去年の同じ時期に比べて6人増え、年度当初としては、統計を取り始めた2021年度以降で最多です。

主な要因として、病気の療養などによる急な欠員に対して、代わりとなる講師を確保できない状況が続いていることが挙げられます。

県教委は今年度、急な欠員が生じた小中学校に、経験が豊富な15人の元教員を「欠員対策教員」として派遣しています。