スーパー店長「お客さんが大手に流れてしまう」
この価格差によって売上が下がるのではないかと不安な思いを抱えている人がいます。

スーパーたなか三丁目店 田中達人 店長
「6月5日に初めて備蓄米が入ってくる予定」

こちらのスーパーでは、来週以降、3回に分けて備蓄米を入荷しますが、その備蓄米は、江藤前大臣のときに放出されたものです。
スーパーたなか三丁目店 田中達人 店長
「入ってくる原価も以前放出された価格を参考にしている。(販売価格)3200円~3500円くらいで考えている。(今後)2000円が普通になるようだと、3200円くらいまで頑張って下げようか、どうしようかなという感じ」
6月から2000円の備蓄米が大手小売店で販売された場合、その備蓄米より高い価格で売らざるを得ないと怒りをにじませました。
スーパーたなか三丁目店 田中達人 店長
「お客さんも大手に流れてしまう流れは避けられないのかなと覚悟している。大臣が代わった程度で本当にそんな(価格を)変えられるなら、最初からオークション形式にしなければよかったのにと思う」
その上で、政府に対し、備蓄米を放出しただけで終わらないでほしいと訴えます。
スーパーたなか三丁目店 田中達人 店長
「来年から新米が(市場に)出たときに、また同じことが起きては意味がないので、繰り返さない工夫をしっかりやってほしい。選挙前の一度限りではなく。そういう思いはある」
※動画内で紹介したアンケートは27日午前8時で終了しました