「スペシャルチーム」発足でどう変わる?

井上キャスター:
“不公平感”という点については、小泉大臣も「1万トン扱えない、もう少し小規模なスーパー、こういったところの対応をどうするかというのは絶対に出てくると思う」と話しています。
26日に発足した「スペシャルチーム」で態勢を整える方針だということです。
▼事務次官がチームのトップとなり、▼地方農政局の人員を含め、約500人規模のチームだといいます。

宇都宮大学農学部の松平尚也助教は、「集荷業者や卸売業者への中間マージンがかからなくなるため、2000円程度の店頭価格は可能だと思う」としています。早い段階に契約すれば、6月上旬にも実現できるのではないかということです。
また、今まで“売り渋り”されていた備蓄米が市場に流通していくと、店頭の販売量が大幅に増え、消費者の選択肢がさらに増えていくと考えられています。
経済アナリスト 馬渕磨理子さん:
随意契約のものは、2000円程度で流通すると思います。
消費者目線で言うと、「ブレンド米」というものをあまり好まない国民性があったと思います。「“〇〇産コシヒカリ”ではなくても、混ざってるものでもいい」ということが、今回のコメ価格高騰をきっかけに浸透するのではないでしょうか。
井上キャスター:
これが第一段階ですが、本丸としては減反政策・生産調整を続けてきたものをどう変えるのかというところを見てみたいですね。
経済アナリスト 馬渕磨理子さん:
抜本的改革ですね。日本が輸出するところまで、米農家が稼ぐことが出来るようになるまで、改革できるのか見てみたいですね。
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<プロフィール>
馬渕磨理子さん
経済アナリスト
日本金融経済研究所代表理事
“日本一バズる”アナリスト
様々なお金の話をわかりやすく解説














