「備蓄米を5キロ2000円程度」は、実現できるのでしょうか?小泉農水大臣は26日、随意契約で大手スーパーなどを対象に契約を開始すると発表しました。
コメの価格 過去最高値を更新

井上貴博キャスター:
コメのスーパー販売平均価格は、この1年で倍以上となり、5月5日~11日の販売平均価格は5キロ=4268円となっていました。また、新たに入ってきた5月12日~18日のスーパーでのコメ販売価格は、過去最高値を更新し、5キロ=4285円となりました。
この価格をどう打開して行くのか。その先頭に立っているのが小泉農水大臣です。

小泉進次郎農林水産大臣は26日、放出する「備蓄米」について「一般的なマージンを踏まえて試算をすれば、小売価格では5キロあたり2000円程度となる水準」とし、備蓄米の店頭価格を5キロ2000円程度を目指すということです。
4000円を超える銘柄米、3000円台の輸入米、さらに2000円程度の備蓄米と、消費者の選択肢が増えるのは、良いことだといえるのでしょうか。
経済アナリスト 馬渕磨理子さん:
価格を選ぶ形になるかと思いますが、小さな小売店などにしわ寄せが行くのではないかなど、懸念点はあります。消費者としては選択肢が増えることはありがたいことですよね。
出水麻衣キャスター:
銘柄米の4000円と備蓄米の2000円、差額が2000円となります。その差額で、他の生鮮食品が買えますし、1回分の買い物になるので、安いものはあればあるだけ助かると思います。














